アイデア誕生のきっかけ


子育て中の不便がヒント
私がおかず倍増計画を考えついたのは子育て期です。4人子供がいたので離乳食には悩まされました。中でもおかゆは面倒でした。そこで、炊飯器でご飯と同時に炊いてしまおうということになりました。湯飲みに多めの水とお米を入れてしかけたお米の上に乗せます。上手くいくので嬉しかった事を覚えています。
 その内、その横にジャガイモ、ニンジンなどを並べるようになりました。蒸し上がった材料はとても柔らかくてスプーンの背で簡単につぶれるので、炊飯の度に赤ちゃんに作りたてを食べさせることが出来ました。
 これが日常化し、更にだんだんエスカレートし、カボチャ、茄子まで・・いつの間にかお米の上にいろいろな食材が並ぶようになりました。
 こうなると困った事が出てきました。当たり前ですが、炊きあがったご飯が凹むのです。沢山の食材を乗せるものですから、ご飯の全面がでこぼこになるのです。それにジャガイモやニンジンにもご飯粒がいっぱい付いています。このころには離乳食ではなく普通のおかずを作ろうとしていたわけですから、これでは困ります。たっぷりのせられる台が欲しい・・・そう思ったのがおかず倍増計画を思いついたきっかけです。
当時幼かった子供達も今では大学生、一番下の子供が高校生になろうとしています。おかず倍増計画は今ではお弁当の副菜作りに大活躍してくれています。